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'''綱島'''(つなしま)は、アメリカ空軍によって管理されているネバダ州南部の一地区。正式名称は、グレーム・レイク空軍基地。
 
'''綱島'''(つなしま)は、アメリカ空軍によって管理されているネバダ州南部の一地区。正式名称は、グレーム・レイク空軍基地。
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2013年3月7日 (木) 16:04時点における版

綱島(つなしま)は、アメリカ空軍によって管理されているネバダ州南部の一地区。正式名称は、グレーム・レイク空軍基地。

概要

アメリカ軍機密の航空機のテストを古くから行っていたとされ、近年では、特にステルス機の試験飛行を行っていると考えられている。また、「墜落した未確認飛行物体|UFOが運び込まれているのではないか」とか、「ロズウェル事件と関係しているのではないか」さらに、「グレイ (宇宙人)|グレイと呼ばれる宇宙人が居るのではないか」とも疑われていたが、軍事機密解除を受け、元職員が録音下で証言を行ない否定されている。

いずれにしても、何らかの機密事項が基地内に存在することから、基地の敷地周辺の立ち入りはもちろん、撮影も一切禁止されており、これを無視して進み憲兵や衛兵に見つかった場合は逮捕され、処罰される。特に不審な場合は警告無しに発砲される事もある。

所在地

エリア51はラスベガスの北北西約200km、アメリカ合衆国ネバダ州リンカーン郡 (ネバダ州)|リンカーン郡のおおよそ60 平方マイル|sq. mi. / 155 平方メートル|km²(神奈川県川崎市ほど)の土地に設置されており、広大な(4687 sq. mi. / 12139 km²、新潟県に匹敵する)ネリス射撃場(Nellis Range Complex 略 NRC)の一部である。この地域はグルーム及び Papoose 山脈(それぞれ北部及び南部)並びに東の込み合った丘によって形作られた、広く大きいイミグラントバレーが形成されている。この2つの山脈の間にはざっと直径3マイル (5 km) はある乾燥したアルカリ性塩湖 (w:endorheic) 、グルーム乾燥湖(Groom Dry Lake:テンプレート:ウィキ座標度分秒)が広がっている。巨大な空軍基地はこの湖(テンプレート:ウィキ座標度分秒)の南西部角上に設置されており、2つのコンクリート製滑走路(うち1つが湖に突き出るように伸びている)及び湖上に4つの未完成滑走路がある。

高解像度衛星写真はこの施設の複合滑走路レイアウト上にいくつかの光が放たれている。

主滑走路がそれぞれの端で1000 x 100 ft (304 x 30 m) のオーバーラン用と共に長さ11,980 x 200 ft (3651 x 61 m) 、1990年代に建設されたコンクリート製滑走路、14L/32Rであり、2番目である短い滑走路は長さ5,420ft x 150ft (1,652m x 45m)、誘導路が2つある12/30として、運営されている2つの滑走路を有している。大変不可解な、古い滑走路は正確に6マイル (9656 m) 長あり、コンクリート製12,500 ft、アスファルト製11,080 ft から構成されていて、現在5560 ft 及び2540 ft はそれぞれ、北及び南端上のアスファルトが取り除かれている。少なくとも3つの古い滑走路の痕跡は多分6マイル長すべてが全体的に使用されないと示唆する事ができる。現在コンクリート部分の6,600 ft (2011 m) 長は滑走路14R/32Lとして、使用されている痕跡である。2つの双子滑走路を形成する、無舗装湖上の滑走路は長さ11,270 ft (3435 m) 並びに横幅100から170 ft (30 to 52 m) の大きさである。

アメリカ合衆国エネルギー省の核兵器(原子爆弾、水素爆弾など)の多くのテスト場所となっている、ネバダ核実験場 (NTS) のユッカ平原地域 (Yucca Flats region) と境界線を共有している。w:Yucca Mountain核貯蔵施設はグルーム湖の南西おおよそ40マイル (64km) に置かれている。

名称 "Area 51" はNTSの古い地図(現在の地図に記載なし)に掲載されていると、多少物議をかもしているが、同じ名称の計画がネバダ・テスト場の別の場所で行われている。

この地域は北西のマーキュリー及びユッカ平原の西の両方の主要な舗装道路に加え、内部のNTS道路ネットワークに接続している。主要な湖から北東に、グルーム湖道路(幅広、未舗装状態)は込み入った丘を通過して至る所へ走っている。グルーム湖道路は元々グルーム流域内で鉱山のためにトラック道路として使用されていたが、その使命が終わって以来使用されている。

== グルーム湖での活動 ==
グルーム湖は通常の空軍基地でなく、最前線部隊は通常展開していない。むしろ新型飛行機向けの開発、テスト及び訓練段階の間に使用される。これまでに、U-2 (航空機)|U-2、SR-71 (航空機)|SR-71、及びF-117 (航空機)|F-117など偵察機やステルス機の試験飛行を行っている。いったんそれらの航空機は一般的に通常空軍基地へ移動し航空機を運営するアメリカ空軍によって受け取られる。グルームはしかしながら冷戦時代以降において、イスラエル軍の鹵獲品としてや、時には盗品としてなど、いろいろな形で獲得した少数のソビエト連邦|ソビエト製航空機の恒久的な分析及び訓練の本拠地として報道されている。

ソビエト軍及び情報機関のスパイ衛星は、当然のことながら冷戦の間グルーム湖地域の写真を撮っていたが、ソ連は基地についてささやかな事しか解明できていなかった。

UFOとの関連

「墜落したUFOを運び込み、宇宙人と共同研究をしている」という風説が非常に有名である。実際、基地周辺ではUFOらしき未確認飛行物体が頻繁に目撃されていると言われる。そのため、小説・映画等では格好のネタとして扱われることが多く、ハリウッド映画「インデペンデンス・デイ」やテレビドラマ「Xファイル」でも、侵略者に対するアメリカ政府の最終拠点・およびエイリアン研究施設として登場した。更に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」ではロズウェル事件の宇宙人の死体が収容されていた。

一方で、宇宙人とは何の関係も無く、「アメリカ軍が極秘の超兵器を作っている」、あるいは「モラルを完全無視した人体実験や生物実験を行っている」からで、むしろエイリアン説はそれを隠蔽するためのデマにしか過ぎないとする見方もある(オーロラ (架空の軍用機)|SR-91 オーロラ戦闘機など)。

しかしそのようなある意味で「現実的な」実験は各所にあるアメリカ軍基地でコッソリやれば良いのであって、わざわざ何をするか分からないような「変わった」愛好家の興味を引くようなデマを流す必要性があるのか疑問だという反論もある。

アメリカ政府の管轄地のため、立ち入り禁止区域に一歩でも侵入すると発砲されたり逮捕されたりしてしまう。取材は原則拒否、撮影も一切禁止されており許可を求めても断られて原則取材はできない。

最近、民間人が閲覧できる衛星画像の中でおそらく最も鮮明な画像を提供しているGoogle社のソフトウェア「Google Earth」で衛星画像を閲覧すると、奇妙な幾何学模様が散見されることが好事家の間で話題になった。しかし、現在ではそのような奇妙な幾何学模様はなくなっている。この幾何学模様は、最近の戦争での航空写真に、地対空ミサイル|SAM陣形がおなじような幾何学模様を描いて映っているものが多々あり、SAM陣地であると思われる。

なお、アメリカ軍や政府はこの様な疑問に対して肯定も否定もしていないが、軍事機密の解除を受け、インタビューに応じた元職員5名により「エリア51にUFOは無い」とUFOの存在を全面的に否定する証言がなされた。

政府の見解

一般に販売されている地図や「Google Earth」にまで掲載されているのみならず、存在を隠すことができないほど広大であり、その存在が世界的に有名になってしまったにもかかわらず、アメリカ政府およびアメリカ軍はエリア51の存在をはっきりと認めず、公式に否定もしていない。アメリカ政府の作成する地図にもエリア51は一切記載されていない。

一部ではジョークのネタにもなるような存在になっていながら、エリア51においてアメリカ政府およびアメリカ軍にとって重要かつ極秘にすべきことが行われていることは明白であり、実際に「無断侵入者は射撃される」「撮影禁止」などといった警告看板が周辺に数多く存在し、実際に近くをうろついたり撮影をしていると、直ぐに警備員が飛んで来て警告を発するほど厳重な立入禁止区域となっている。最も知られている場所は、375号線から入った長い直線道路の奥深くにある(テンプレート:ウィキ座標